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【応用栄養学】⑤新生児期、乳幼児期

⑤新生児期、乳児期

【新生児期・乳児期の 生理的特徴 】

・出生後から28日未満の児を新生児という。


・出生時の体重が2500g未満の新生児を低出生体重児という。
・出生時の体重が4000g未満の新生児を巨大児という。


〇 呼吸器系・循環器系の適応

・呼吸数、脈拍数は新生児より成人の方が少ない。


〇体水分量と生理的体重減少

・乳児の体水分量は全体の70%である。

・血液と間質液を合わせて、細胞外液という。

・出生後3~4日で、間質液の減少、不感蒸泄、胎便、尿排泄により体重が減少することを生理的体重減少という。


〇腎機能の未熟性

・腎臓の尿濃縮力が低い、随意的な排尿調節ができないことなどの理由により、一日の排尿回数が多い。
・ヒトには、膀胱に尿が貯まると尿を排泄しようとする排尿反射がある。


〇体温調節の未熟性

・新生児は寒冷環境でふるえ熱産生ができない。
・新生児は、体重1㎏あたりの体積面積が成人よりも大きいため、輻射熱により耐熱が奪われやすい。
・褐色脂肪細胞では、電子伝達系にUCP-1が多いため、ATPを作る代わりに熱産生が行われる。



〇新生児期、乳児期の発育

・体重は栄養状態の指標であり、乳汁や離乳食の摂取量が適切な量かの判断に使われる。

・乳幼児身体発育曲線は、年齢ごとの身長・体重のパーセンタイル値で判断する。

・カウプ指数は体重(g)÷(身長(cm))²×10 で求めることができる。


・体重は生後1年で約3倍になる。

・身長は生後1年で約1.5倍になる。

・新生児の頭蓋骨には骨が未発達な部分である大泉門が前方にある。

・乳歯は生後3歳ごろまでには20本生えそろう。

・頭囲と胸囲は生後1年でほぼ同じ大きさになる。



〇摂食・消化管機能の発達

・出生後3~4日で、間質液の減少、不感蒸泄、胎便、尿排泄により体重が減少することを生理的体重減少という。

・出生後24時間以内に胎児のときに飲んだ羊水と腸液が排出されたものを胎便という。




【新生児期・乳児期の 栄養アセスメントと栄養ケア】

〇乳児の食事摂取基準


〇授乳・離乳の支援ガイド


〇乳児期の栄養補給法 ;母乳栄養、人工栄養、混合栄養、離乳食


〇低出生体重児


〇低体重と過体重


〇哺乳量と母乳性黄疸


〇ビタミンK摂取と乳児ビタミンK欠乏性出血症


〇鉄摂取と貧血


〇乳児下痢症と脱水


〇二次性乳糖不耐症


〇食物アレルギー


〇便秘


by eiyoukan | 2018-02-14 23:23


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